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[クラシック・ニュース 2006/4/30-2006/5/2]

2006年5月5日(金)
ひさしぶりに帰ってくる!紀尾井シンフォニエッタ 東京定期に指揮者:尾高忠明!

PHOTO:M.Yabuta
 指揮者の尾高忠明がひさしぶりに「紀尾井シンフォニエッタ 東京」の定期に帰ってくる。

 尾高忠明は「紀尾井シンフォニエッタ 東京」に設立当初からかかわり、共に歩んできたが、2003年桂冠名誉指揮者に就任してからは、離れたポジションからオケを眺めてきた。その尾高が3年ぶりに紀尾井シンフォニエッタ 東京定期の指揮をとる。

「インタビュー@クラシック」で語る指揮の尾高忠明。
http://www.music.co.jp/classicnews/interview/

 
紀尾井シンフォニエッタ 東京の設立に至る道筋や武満徹のプログラムなどの話題、イギリスのオケとの関わりやイギリス音楽に関する盛りだくさんの話が出てくる。


 ◆公演情報:紀尾井シンフォニエッタ 東京 第54回 定期演奏会
2006年5月19日(金)19時  紀尾井ホール
2006年5月20日(土)15時  紀尾井ホール

指揮:尾高忠明 
トランペット:ホーカン・ハーデンベルガー
武満徹:弦楽オーケストラのための「死と再生」(映画音楽「黒い雨」より)
武満徹:「径」〜ヴィトルド・ルトスワフスキーの追憶に〜
武満徹:ノスタルジア〜アンドレイ・タルコフスキーの追憶に〜
プラネル:トランペット協奏曲
ティペット:2つの弦楽オーケストラのための協奏曲

S: 5,500円 A: 4,500円 B: 3,500円 学生優待 A:2,000円 B:1,500円

問合せ:紀尾井ホールチケットセンター:03-3237-0061

紀尾井シンフォニエッタ東京
http://www.kioi-hall.or.jp/sinfonietta/
紀尾井ホール
http://www.kioi-hall.or.jp/

まもなく定期会員募集!2006-2007 紀尾井シンフォニエッタ東京
http://www.music.co.jp/classicnews/c-news/2006/0423-0429.html#8

チラシ表紙(PDF/216KB) チラシ裏(PDF/256KB)
※このPDFのファイルからプリントして下さい。チラシとして活用できます。



2006年5月7日(水)
【新譜CD紹介】《ひちりき萬華鏡 中村仁美(篳篥)》

 曲目:
[1] 芝祐靖:胡響 (1992) −篳篥ソロ
[2] 溝入敬三:ともだちのともだち (1998-2000) −オーボエ・篳篥
[3] 清元栄吉:望郷 (2003) −篳篥ソロ
[4] 神田佳子:ひつじのつむじ (2004) −パーカッション・篳篥
[5] 増本伎共子:古代歌謡によるパラフレーズ (2004)−篳篥ソロ
[6] 芝祐靖:草庵の諧 (2003) −楽琵琶・篳篥
[7] 雅楽古典:壱越調調子 −篳篥ソロ
演奏:
篳篥:中村仁美
楽琵琶:八木千暁
オーボエ:溝入由美子
パーカッション:神田佳子
ALM Records ALCD-65 税込価格¥2,940(税抜価格¥2,800)

ALM Records
http://www.kojimarokuon.com/index2.html


 篳篥の中村仁美は伶楽舎のメンバーとして活躍している。雅楽の古典曲だけにかぎらず現代作品の演奏にも積極的に参加するなど幅広く活動している。篳篥リサイタル「葦の声」や、2003年からは「葦の風」を企画し、篳篥ソロ曲、アンサンブル曲を多数委嘱し初演している。

 中村仁美のコンサートは何回か聴いた。「篳篥」という雅楽の楽器を演奏しながらいかにその表現の領域を拡げてゆくかという課題に向かって積極的に取り組んでいる様子がよくわかる。

 実力派中村仁美を知る素晴らしいCDがリリースされた。笙の宮田まゆみが一足先に国際的な舞台で活躍しているが、篳篥の中村仁美にも期待するものが大きい。




2006年5月7日(水)
東京都交響楽団の名誉指揮者:ジャン・フルネ旭日中綬章を受賞!

 東京都交響楽団の名誉指揮者:ジャン・フルネは平成18年春の叙勲で、旭日中綬章“The Order of the Rising Sun, Gold Rays with Neck Ribbon”を授与された。

 彼は永年にわたり我が国の音楽文化の向上・発展に寄与したとして贈られたもので、指揮者のゲンナジー・ロジェストヴェンスキー氏や、ヴォルフガング・サヴァリッシュ氏も過去に同賞を受章している。

 2005年12月20、21日東京都交響楽団の定期演奏会で引退のコンサートが行われた。このコンサートでは多くの聴衆を感動の渦に巻き込んだ印象的なコンサートとなった。

東京都交響楽団
http://www.tmso.or.jp/


関連記事
この2つの記事の中で、フルネ氏の多くの写真アルバムを掲載している。

2005年12月25日(日)
江藤光紀:東京音楽通信〔番外編〕さようなら、フルネ!
http://www.music.co.jp/classicnews/c-news/2005/1225-1231.html#1

2005年12月12日(月)
都響・名誉指揮者「ジャン・フルネ」指揮活動から引退
http://www.music.co.jp/classicnews/c-news/2005/1211-1217.html#4




2006年5月2日(火)
2006年ザルツブルク復活祭音楽祭

写真をクリックで拡大写真がご覧頂けます
(C) Bernd Uhlig
Osterfestspiele Salzburg
 1997年3月19日まだ雪の残るザルツブルク祝祭大劇場で「ワルキューレ」の劇的一音が響き渡ってからはや39年。今年の復活祭音楽祭が第4 代芸術監督サイモン・ラトルの振るドビュッシーの「ペレアスとメリザンド」の静かな音で開始された。「フィデリオ」「コシ・ファン・トゥッテ」「ピーター・グライムズ」に続くラトルにとり5曲目のオペラ上演である。

  昨年は「ピーター・グライムズ」というドイツ語圏で比較的人気薄い作品のためかなりの空席があったが、今年のチケットは好調の売れ行きが事前に伝えられ、当局もほっと胸をなで下ろしたに違いない。だが、この音楽祭もかつてのような華々しさが希薄になり、勢いが下降線をたどりつつあるのも事実である。

  創設40年の来年上演される予定のワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」は仏エクスアン・プロヴァンス音楽祭との共同制作、しかもザルツブルクより先の上演になるという。天国のカラヤンが聞いたら果たして何と言うだろう?

  今年の復活祭音楽祭は直前に初登場の小沢(以前マチネーで出演してはいたが)の病気キャンセルというアクシデントがあり、急遽ラトルがその分まで振る大活躍だった。


オーケストラ公演

 オペラ公演とともに注目されるコンサートは初出演の小澤のキャンセル分をラトルが受け持ち3種類のプログラムが組まれた

4月9日 モーツァルト/ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K595(ブレンデル P)、シベリウス/交響詩「トゥオネラの白鳥」、ブラームス/交響曲第2番ニ長調Op73
4月10日 ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番ト長調Op58(ブレンデル P)、マーラー/交響曲第4番ト長調(コジェナー S)
4月11日 バッハ/ヨハネ受難曲 パドモア(T:福音史家)、グリットン(S)、チャンス(Bs:イエス)RIAS室内合唱団

 ブレンデルがモーツァルトではミスはないものの、どこかかつての強靭な音のはりがやや薄れていたのが気になった。ラトルのブラームスは柔和で喜ばしい曲の性格といささか異なり、冷たく機械的な感じが強かった。

 2日目のブレンデルは一転してさすが彼、と言える芯のある演奏で絶賛の拍手を浴び、ラトルのマーラーも天国的な風景を祝祭大劇場に余すところなく展開した。

 室内オケに近い小編成で演奏された「ヨハネ」は感動的な名演だった。ラトルの響きを一段と押さえたバッハ演奏は、心にひたひたと染み渡る、余韻がいつまでも後に残るものだった。


 来年の復活祭音楽祭は3月31日に「ラインの黄金」で幕を開け、4月9日まで開催される。40年ぶりに上演される「リング」はラトル指揮、ブルンシュヴァイク演出で、その詳細が発表された。

2007年3月31、4月9日 「ラインの黄金」ホワイト(ヴォータン)、ギャンビル(ローゲ)、ニキーチン(ファゾルト)、ライター(ファフナー)、デューシング(アルベリッヒ)、ウルリッヒ(ミーメ)
2008年3月15、24日 「ワルキューレ」ギャンビル(ジークムント)、ペトレンコ(フンディング)、ホワイト(ヴォータン)、ウェストブロック(ジークリンデ)、ヨハンソン(ブリュンヒルデ)、パーシキヴィ(フリッカ)
2009年4月4、13日 「ジークフリート」ヘップナー(ジークフリート)、ニキーチン(旅人)、ダレイマン(ブリュンヒルデ)、デューシング(アルベリッヒ)
2010年3月27、4月5日 「神々の黄昏」ヘップナー(ジークフリート)、グロホウスキ(グンター)、ペトレンコ(ハーゲン)、ダレイマン(ブリュンヒルデ)


岩崎和夫(音楽ライター)


2006年5月1日(月)
【お知らせ!】ただいま年間定期会員募集中!東京交響楽団!

《創立60周年 東京交響楽団 大友直人プロデュース 東京芸術劇場シリーズ》

 ・第86回 名手が勢揃い
2006年5月20日(土) 18時 東京芸術劇場
〈モーツァルト生誕250年記念公演〉
指揮:大友直人
アンサンブル・ウィーン=ベルリン
 フルート:ヴォルフガング・シュルツ
 オーボエ:ハンスイェルク・シェレンベルガー
 クラリネット:ノーベルト・トイブル
 ファゴット:ミラン・トゥルコヴィッチ
 ホルン:シュテファン・ドール
モーツァルト:歌劇「劇場支配人」序曲 K.486
モーツァルト:オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314
モーツァルト:ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191
モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
モーツァルト:ホルン協奏曲 第4番 変ホ長調 K.495
モーツァルト:フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313

・第87回  咆哮するブラス
2006年7月15日(土) 18時 東京芸術劇場
指揮:大友直人
センターシティ・ブラス・クィンテット
 1stトランペット:アントニー・ディロレンゾ
 2ndトランペット:ジェフリー・ハードキャッスル
 ホルン:リチャード・キング
 トロンボーン:スティーヴ・ウィッツアー
 テューバ:クレイグ・ノックス
渡辺浦人:交響組曲「野人」 
A.ディロレンゾ:ブラス・クインテットとオーケストラのための音楽(新作・初演)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」

・第88回  東響音楽監督の妙
2006年9月15日(金) 19時 東京芸術劇場
指揮:ユベール・スダーン
ベートーヴェン:交響曲 第6番 ヘ長調 作品68「田園」
ベルリオーズ:幻想交響曲 〜 ある芸術家の生涯のエピソード 作品14

・第89回  日本ピアノ界を担う逸材発見!
2006年11月11日(土) 18時 東京芸術劇場
指揮:大友直人
ピアノ:北村朋幹(東京音楽コンクール第1位)
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
マーラー:交響曲 第5番 嬰ハ短調

・第90回   フランス最大の才能の一つ
2007年1月14日(日) 14時  東京芸術劇場
指揮:大友直人
ピアノ:リーズ・ドゥ・ラ・サール
リスト:交響詩「前奏曲(レ・プレリュード)」
リスト:ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調
ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 作品73

・第91回  「本物」を聴く楽しみ
2007年3月17日(土) 18時 東京芸術劇場
指揮:大友直人
ヴァイオリン:レジス・パスキエ
ディーリアス:歌劇「村のロミオとジュリエット」より楽園への道
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 作品26
ラフマニノフ:交響曲 第2番 ホ短調 作品27

チラシ表紙(PDF/148KB) チラシ左頁(PDF/304KB) チラシ右頁(PDF/228KB)
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2006年5月1日(月)
パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団 日本公演
ソリスト急病で諏訪内晶子(ヴァイオリン)からヒラリー・ハーンに!

指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
写真提供:BMG Japan
 5月19日からはじまるパーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団来日公演で、ソリストの諏訪内晶子(ヴァイオリン)が急病によりヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)に代わった。曲目の変更はない。

 いまハーンは非常に注目を集めるの素晴らしいヴァイオリニストである。昨年のパーヴォ・ヤルヴィとNHK交響楽団とのプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番の名演が大きな話題となった。ヤルヴィとハーンのコンビによる名演の再現が期待出来そうだ。


2006年 ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ 
ヴァイオリン:ヒラリー・ハーン 
  
5月19日(金)19時 栃木・壬生町中央公民館 問:0282-82-0108
5月20日(土)18時 名古屋・愛知県芸術劇場コンサートホール  問:052-241-8118
5月21日(日)14時 西宮・兵庫県立芸術文化センター 問:0798-68-0255
5月22日(月)19時 函館・函館市民会館 問:0138-55-3521

ベートーヴェン:《コリオラン序曲》
         ヴァイオリン協奏曲
         交響曲第5番《運命》

5月27日(土) 14時 横浜・みなとみらいコンサートホール 問:045-682-2000
ベートーヴェン:交響曲第4番
        ヴァイオリン協奏曲
        交響曲第5番《運命》
 
ジャパン・アーツ
http://www.japanarts.co.jp/
問:03-5237-7711



写真をクリックで拡大写真がご覧頂けます
写真提供:BMG Japan
◆その他の公演 2006年 ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
横浜・みなとみらいコンサートホールで5月27日14時の公演を入れてベートーヴェンの交響曲全曲を楽しめる。

5月26日(金)19時 横浜・みなとみらいコンサートホール 
ベートーヴェン:交響曲第1番、交響曲第2番、交響曲第3番《英雄》
5月27日(土)19時 横浜/みなとみらいコンサートホール
ベートーヴェン:交響曲第6番《田園》、交響曲第7番
5月28日(日)15時 横浜/みなとみらいコンサートホール
ベートーヴェン:交響曲第8番、交響曲第9番《合唱つき》

ソプラノ:森麻季  
アルト:林美智子  
テノール:ダニエル・ノーマン
バリトン:ディヴィッド・ピッツィンガー 
合唱:東京音楽大学合唱団

みなとみらいコンサートホール
問:045-682-682-200                        
http://www.yaf.or.jp/mmh/


 ◆【新譜CD パーヴォ・ヤルヴィ】 5月17日発売!
《パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィル ベートーヴェン:交響曲全集 VOL.1》

曲目:
交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」 
交響曲第8番ヘ長調Op.93
演奏:ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
録音:2005年8月、ベルリン
番号:BVCC-34139 価格: \2520(税込)

めざましい活躍のパーヴォ・ヤルヴィが古楽奏法も視野に入れて現代的な感化でベートーヴェンに取り組む注目のアルバム!ベートーヴェン全集第1弾!

BMG Japan
http://www.bmgjapan.com/classic.php



2006年5月1日(月)
ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)再び6月にイム・ヒョスン(ピアノ)とのリサイタルで来日!

  ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)は韓国出身の若手の逸材イム・ヒョスン(ピアノ)との共演で6月に再び来日して各地でリサイタルを開く。

 ハーンはアメリカのヴァイオリニストで、いま世界中のコンサートシーンに欠くことの出来ない大きな存在である。26歳ながらその音楽は成熟したもので、聴き手に奥深くその内面に迫るものがある。


2006年
6月5日 (月)19時 アクロス福岡      問:092-725-9111      
6月7日 (水)19時 トッパンホール     問:03-5840-2222      
6月8日 (木)19時 東京オペラシティ    問:03-5237-7711       
6月10日(土)15時 サラマンカホール    問:058-277-1110
6月11日(日)15時 名古屋・しらかわホール 問:052-222-7110
6月13日(火)19時 浜離宮朝日ホール    問:03-3267-9990

イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 Op.27-1 <ヨーゼフ・シゲテ ィに献呈>
エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第3番 イ短調 Op.25「ルーマニア民俗風」
ミルシュテイン:ヴァイオリンのためのパガニーニアーナ
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第25番 ト長調 K.301
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調Op.12-1

詳細:ジャパンアーツ
http://www.japanarts.co.jp/html/2006/violin/hirary/index.html


チラシ表(PDF/548KB) チラシ裏(PDF/756KB)
※このPDFのファイルからプリントして下さい。チラシとして活用できます。




2006年5月1日(月)
いよいよ明後日に!「熱狂の日」音楽祭2006〈ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン〉今年第2回!

TOKYO
INTERNATIONAL
FORUM CO., LTD
.
 2005年「熱狂の日」音楽祭〈ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン〉が多くの話題をばらまきながらゴールデン・ウィークのイヴェントの一つとなった。

 今年も5月3日から6日まで「熱狂の日」音楽祭〈ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン〉は全部で200公演(うち143の有料公演)を開く。

 モーツァルト生誕250年にちなんで「モーツァルト仲間たち」をテーマにコンサートのほかマスタークラス、講演会・映画会、マスタークラス、キッズプログラムなど幅広く東京国際フォーラムを中心に丸の内・周辺エリアで繰り広げられる。


ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン
http://www.t-i-forum.co.jp/lfj/

「熱狂の日」の楽しみ方・・・・・クラシックになじみのない方はぜひご覧ください。
http://www.t-i-forum.co.jp/lfj/enjoy/index.html


◆「熱狂の日」音楽祭の『聴けるプログラム』
あらかじめ音楽祭の演奏作品を試聴することができます。
ナクソス・ミュージック・ライブラリー
http://ml.naxos.jp




2006年5月1日(月)
【CD情報】ロッシーニの知られざる傑作オペラ

 作品:歌劇「ランスの旅」全曲
作曲:ジョアキーノ・ロッシーニ
演奏:
ヘスス・ロペス=コボス指揮リセウ大歌劇場管弦楽団・合唱団
エレーナ・デ・ラ・メルセド(コリンナ S)
ポーラ・ラスマッセン(メリベーア侯爵夫人 S)
マリオラ・カンタレロ(フォルヴィル伯爵夫人 S)
マリア・バーヨ(コルテーゼ夫人 S)
ホセ・ブロス(ベルフィオーレ T)
ケネス・ターヴァー(リーベンスコフ伯爵 T)
シモン・オルフィラ(シドニー卿 Br)
ニコラ・ウリヴィエラ(ドン・プロフォンド Bs)
エンツォ・ダーラ(トロンボノク男爵 Bs)
アンヘル・オデナ(ドン・アルヴァーロ Br)
ステフェン・モルシェク(ドン・プルデンツィオ Bs)
ホセ・ルイス(ドン・ルイジーノT)
演出:セルジ・ベルベル
収録:2003年3月14、18、22日 リセウ大歌劇場
番号:TDK TDBA-0097
定価:¥6090
発売:TDKコア株式会社


 ロッシーニ復興運動の結果として復活蘇演されたペーザロの上演(1984年)以来このオペラは脚光を浴びるようになった。フランス国王シャルル10世の戴冠式のため1825年に作曲された(カンタータと名づけられた)全一幕のドラマ・ジョコーゾと銘打たれているが、事実上はオペラである。

 1989年にアッバード指揮ウィーン国立歌劇場の来日公演で上演され、多くのオペラ・ファンの絶賛の大きな拍手を浴びたことが懐かしく思い出される。

 この映像は2003年にリセウ大歌劇場で行われた公演の記録。10人以上の名歌手が必要な作品だけに上演はかなり困難を伴うが、ダーラ、バーヨを中心に若手歌手を起用しロペス=コボスが手堅い手腕を示している。

 フランスの温泉地プロンビエールの宿「黄金の百合」を舞台とするオペラをベルベルの演出はなかなか楽しい雰囲気で再現しているが、フィナーレにヒットラーなどの顔を映し出すのはやりすぎの感なきにしもあらず。

 CDでアッバードの演奏が2組あるとはいえ、このオペラ初映像はロッシーニの傑作を知るにまたとないもの。歓迎されるDVDである。

岩崎和夫(音楽ライター)






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