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[クラシック・ニュース 2005/07/17-2005/07/23]

2005年7月21日(木)
7月23日から『フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2005』、なにかが起こりそう! 

  開館1年を迎えたミューザ川崎シンフォニー・ホールは『フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2005』、「挑戦する夏」音楽祭が7月23日から8月8日まで開かれる。首都圏の9つのオーケストラが12人のマエストロのもとに競演する。

 「創意とチャレンジ」をキーワードとして、ホールとオーケストラのコラボレーシ ョンによる新しいコンサートのあり方を創り出そうという試みである。各オーケーストラともそれぞれのプログラムに工夫がなされている。また入場料金も低く設定されているとこころが有難い。

 コンサートの長さも通常より短めにして気軽に楽しめるようにした。「川崎発20時の夜」のように、夕食後ゆっくりとコンサートを楽しんだり、平日の昼間のコンサートなどのメニューを用意した。オーケストラがどの様に仕上げされるかを体験できるように「公開リハーサル」も行われる。

 そのほかホールアドバイザーの松居直美、佐山雅弘、小川典子などのオルガンやピアノのコンサートも開かれる。
 写真家木之下晃の「世界の巨匠101人」など期間中に開かれる。


 今年のゴールデン・ウイークのはじめ東京国際フォーラムで開かれた“ラ・フォ ル・ジュルネ・オ・ジャポン(「熱狂の日」音楽祭2005)”でも新しい聴衆層の堀り起こしに 成功した。
『フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2005』にも注目が集まっている。


問い合わせ:ミューザ川崎シンフォニーホール/044-520-0200
『フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2005』
http://www.kawasaki-sym-hall.jp/festa/index.shtml

チラシ表紙(PDF/236KB) 見開き左(PDF/304KB) 見開き右(PDF/328KB) 裏表紙(PDF/344KB)
チラシ1頁(PDF/260KB) 2頁(PDF/240KB) 3頁(PDF/268KB) 4頁(PDF/264KB)
※このPDFのファイルからプリントして下さい。チラシとして活用できます。


関連情報:音楽のまち“かわさき”にむけて!
「フェスタ サマーミューザKAWASAKI 2005」で新しいクラシックのあり方を求めて! (4月20日付)
http://www.music.co.jp/classicnews/c-news/2005/0417-0423.html#11

関連情報:音楽写真に生きた写真家木之下晃「世界の巨匠101人」展覧会、ミューザ川崎シンフォニーホールで!(7月11日付)
http://www.music.co.jp/classicnews/c-news/2005/0710-0716.html#5

関連情報:“ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(「熱狂の日」音楽祭2005)” (4月25日付)
http://www.music.co.jp/classicnews/c-news/2005/0424-0430.html#1



2005年7月21日(木)
【CD情報】25年の歳月をかけて完成 ラトルのマーラー全集 

 作品:交響曲第8番「千人の交響曲」
作曲:グスタフ・マーラー
演奏:
クリスティーヌ・ブリューワ、ソイレ・イソコフスキ、ユリアンネ・バンゼ (S)
ビルギット・レンメルト、ジェーン・ヘンシェル(Ms)
ジョン・ヴィラーズ(T)
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(Br)
ジョン・リライア(Bs)
イモン・ラトル指揮
バーミンガム市交響楽団、ロンドン交響合唱団、バーミンガム市交響ユース合唱団、トロント児童合唱団
録音:2004年6月5、8、9日 バーミンガム シンフォニー・ホール
番号:TOCE-55716
定価:\2800
発売:東芝EMI株式会社


 1980年6月ボーンマス交響楽団と録音した第10番(クック版)を皮切りに、バーミンガム響、ウィーン・フィル、ベルリン・フィルの4つのオーケストラと25年の年月をかけてラトルが遂にマーラーの交響曲全曲録音を完成した。
 
 大編成のオーケストラ、合唱団、8人のソリストを要する大曲にラトルは果敢に挑み壮麗なマーラー像を再現している。第1部のオーケストラ、合唱の劇的な表現、第2部の抒情性豊な響きなど、これまでの数多くの録音のいずれもしのぐ傑出した出来である。
 
 1955年イギリス、バーミンガム生まれの若者が今や世界楽団のトップに立って活躍していることを物語る、これ以上の実例はないだろう。細部まで鮮明に捉えられた録音の良さもこの新盤の大きな魅力!   

岩崎和夫(音楽ライター)



2005年7月21日(木)
【海外情報】ハンブルク州立歌劇場の新シーズン・プロ

シモーネ・ヤング
音楽総監督:
シモーネ・ヤング
 1997/8年シーズンから8年在席したメッツマッハーの後を受けてシモーネ・ヤングが新音楽総監督に就任するハンブルク州立歌劇場のシーズン・プロが発表された。4作の新演出の中2つを指揮する活躍ぶりが目立つ。


◆ヒンデミット「画家マティス」
S・ヤング指揮、C・パーデ演出、G・ウィンス レード、F・シュトルックマン、S・アンソニー
9月25、10月1、7、16、21、27、30日

◆ヴェルディ「シモン・ボッカネグラ」
S・ヤング指揮、C・グート演出、F・グ ルントヘーバー、J・トムリンソン、J・ブッフヴァルト
2月5、12、16、19、22、25、3月1、4日

◆モーツァルト「クレタの王イドメネオ」
J・ジョーンズ指揮、N・ブリーガ演 出、K・ストレイト、B・パターソン、R・シェルク
5月7、10、18、20、25、30、6月3日

◆ドニゼッティ「連隊の娘」
E・プラッソン指揮、フォン・プファイル演出、A・ クルザク、K・ピーヴェク、L・ブラウンリー
6月4、7、9、11、15、18、20、22日

ハンブルク州立歌劇場
http://www.hamburgische-staatsoper.de/1_home/home.php

岩崎和夫(音楽ライター)



2005年7月21日(木)
【CD新譜情報】独ハルモニア・ムンディ バッハ名盤撰

 ドイツの古楽演奏の名門レーベルとして広く知られるハルモニア・ムンディからバッハ演奏の名盤が40点発売になった。ジギスヴァルト、バルトルド・クイケン、レオンハルト、ユンゲヘーネルなど名手の繰り広げるバッハ演奏の卓越した名演がそろっている。今日ではごく当たり前になっている、古楽器を用いた演奏を早くも1970年代に手がけたこのレーベルの価値は時代を超えた不滅の遺産。

 主な物を紹介してみると、クイケン兄弟とラ・プティット・バンドの「管弦楽組曲」(BVCD 38072〜3)、「ブランデンブルク協奏曲」(38074〜5)では、バッハ演奏の原点、いわばスタンダードともいえる解釈を聴くことが出来る。

 新旧2つの録音によるジギスヴァルト・クイケンの、銘器ジョヴァンニ・グランチーノを使った「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」(38079〜80、38081〜2)は20年の歳月を越えた永遠に光り輝くヴァイオリン演奏の名盤として忘れられない。

 リュート奏者の第一人者ユングヘーネルのリュート作品(38086〜7)、珍しい13弦のリュートを使ったホプキンソン・スミスの演奏(38088)も見逃せない、一聴の価値ある名盤。

 レオンハルトのチェンバロ演奏の「平均律」第1巻(38096〜7)、第2巻(38098〜9)は響きの良さで知られるフッガー城糸杉の間で録音され決定盤。

 オルガン作品では、レオンハルト(38111)、フォーゲル(38112)、ラドレスク(38113〜4)、ギエルミ(3811"15)、ツェーンダー(38116)の4枚は、オルガン製作の巨匠達の残した名器の響きにたっぷり浸ることができる。

 声楽作品では、「ミサ曲ロ短調」(38119〜20)、「マタイ受難曲」(38121〜2)、「ヨハネ受難曲」(38124〜5)がレオンハルト指揮ラ・プティット・バンドで、「クリスマス・オラトリオ」(38126〜7)がシュミット=ガーデンの演奏で味わえる。

 リマスターされた音でこれらバッハ演奏の名盤を耳に出来る感動ははかり知れない魅力と言えよう。残るは何を選択するか?   

岩崎和夫(音楽ライター)



2005年7月19日(火)
【DVD新譜情報】空前の楽しさの満喫できる野外コンサート《ヴァルトビューネ2002 アンコール名曲の夕べ》

 作品:
1、モニュシコ/歌劇「ハルカ」より マズルカ
2、ヴィエニャフスキ/ポロネーズ*
3、チャイコフスキー/「なつかしい土地の思い出」より メロディ
4、チャイコフスキー/ワルツ・スケルツォ*
5、チャピ/「人騒がせな娘」序曲
6、キム/エレジー
7、ロンビュー/シャンペン・ギャロップ
8、外山雄三/バレエ組曲「幽玄」より 天人の踊り
9、シベリウス/悲しいワルツ
10、エルガー/「子どもの魔法の杖」第2組曲より 野生の熊
11、ワーグナー/歌劇「ローエングリン」第3幕への前奏曲
12、クライスラー/中国の太鼓*
13、ガルデル/タンゴ「首の差で」
14、パガニ<ニ/ヴェネツィアの謝肉祭*(+アンコール*)
15、ツィラー/ウィーンの市民
16、マスカーニ/歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より 間奏曲
17、ドヴォルザーク/スラヴ舞曲ハ長調 Op.72-7
18、チャイコフスキー/バレエ「くるみ割り人形」より パ・ド・ドゥ
19、ビゼー/「アルルの女」第2組曲より ファランドール
20、マスネ/歌劇「ル・シッド」より アラゴネーサ&ナヴァレーサ
21、リンケ/喜歌劇「ルーナ夫人」より ベルリン気質 
演奏:マリス・ヤンソンス指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ヴァディ ム・レーピン(Vn)*
録画:2002年6月23日 ベルリン ヴァルトビューネ
番号:TDK TDBA-0069
定価:\3990                  
発売:TDKコア株式会社


 ベルリン・フィルがシーズン最後(6月の最終日曜日)に行うヴァルトビューネ・コンサートはこれまで放送、パッケージ商品で紹介されているのでご覧になった方も多いだろう。市の北西部オリンピック・スタジアムに隣接するギリシャ風円形舞台で繰り広げられるコンサートには、これまでアッバード、バレンボイム、メータ、プレー トル、小澤征爾、K・ナガノ、ラトルなど多彩な顔ぶれの指揮者が登場、毎年異なるテーマのプログラムが演奏され、初夏の一夜を彩る一大イヴェントとして抜群の人気である。

 2002年にはヤンソンスが指揮台に立ち、おなじみの小品、アンコール・ピースを振った。これまでのコンサートにない楽しさ、心うつシーンの多い、すばらしい雰囲気に満ちあふれているのは驚きだ。曲目にもよるのだろう、演奏に合わせて踊り、音楽に酔いしれる聴衆の姿から得られる感動はコンサートを心から楽しみ、音楽を堪能している様子が伺え、まことに微笑ましい。ぜひもう一度ヴァルトビューネ・コンサートに目と耳を向けてみてはいかが?

 レーピンのヴァイオリンの至芸には完全に脱帽!   

岩崎和夫(音楽ライター)



2005年7月19日(火)
【DVD紹介】マリエッラ・デヴィーア&マルセロ・アルバレス

 曲目:
1.チレア:「フェデリーコの嘆き」 〈アルルの女〉より  アルバレス
2.グノー: 「私は夢に生きたい」 〈ロメオとジュリエット〉より  デヴィーア
3.グノー:「恋よ、恋!」 〈ロメオとジュリエット〉より  アルバレス
4.ヴェルディ:「さようなら、過ぎ去った日々」 〈椿姫〉より デヴィーア
5.ヴェルディ:「パリを離れて」〈椿姫〉より   デヴィーア&アルバレス
6.ディ・カプア:「我が太陽」  アルバレス
7.日本古謡 :「さくら さくら」日本古謡  デヴィーア
8.ソロサバル:「そんなことはあり得ない!」 〈港の酒場女〉より  アルバレス
9.ヴェルディ:「慕わしき人の名は」〈リゴレット〉より  デヴィーア
10.プッチーニ:「星は光りぬ」〈トスカ〉より   アルバレス
11.ドニゼッティ:「香炉はくゆりて」〈ルチア〉より  デヴィーア
12.ドニゼッティ:「そよ風に尋ねてごらんなさい」 〈愛の妙薬〉より  デヴィーア&アルバレス
演奏:
マリエッラ・デヴィーア:(ソプラノ)
マルセロ・アルバレス:(テノール)
ピアノ: 村上 尊志
フルート:糸井 正博
字幕:本谷 麻子
映像制作:(株)テレビマンユニオン
収録:2004年8月 パーク ハイアット 東京
写真:三好 英輔
発売元:(株)ラ ヴォーチェ DVD品番: LVVC-014  
価格: ¥3,675(税込) DVD/カラー/66分/片面・1層ディスク


 マリエッラ・デヴィーア(ソプラノ)とマルセロ・アルバレス(テノール)といえばいま旬の二人だ。彼等の魅力がDVDいっぱいに収められている。

 現代最高のベルカント・ソプラノ:マリエッラ・デヴィーアはイタリア出身。現在、スカラ座、メトロポリタン歌劇場、コヴェント・ガーデン王立歌劇場など世界的な歌劇場を檜舞台として縦横に活躍している。

 アルゼンチン出身のテノールマルセロ・アルバレスは90年代の終わりに、急に台頭して世界の舞台に駈けのぼった。長身の体躯にリリカルな美声で多くのファンを酔わせている。いまや人気と実力でポスト3大テノールといわれている。

 彼等が2004年8月 パークハイアット東京でのコンサートをライブで収録した新しい映像である。コンサートホールと違ってサロンコンサートの身近なアーティストの様子がそのまま伝わってくるところが楽しい。有名なオペラアリアの数々のほか「さくらさくら」、「我が太陽」など楽しめるDVDとなっている。


DVD購入(ラ ヴォーチェ)
http://www.la-voce.net/page/dvd_cd_order.html
※店頭ではヤマハ、山野楽器、石丸電気、新星堂、タワーレコード、HMVなどで購入可能。

ラ ヴォーチェ
http://www.la-voce.net/




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